なかなか知る事のできないその道の話し_OEM編
2022/02/08
その業界のことは、その業界の方に直接聞かないと本当にわからないものですね。先日、この話しを「るま・あゆ」さんにしたところ、とても驚いていましたのでシェアしたいと思います。
とあるOEM製造メーカーさんと先日お会いしました。事務所は都内、工場は北関東にあるそうです。有名なメーカーの化粧品から、無名な会社のサプリまで、お客さまのご要望を聞き、半年以上かけ試作品を作り、クライアントのオリジナル製品として納品する、OEMメーカーさんです。
化粧品などは、パッケージがかなりお値段が高いそうです。聞いたことはありましたが想像以上のお値段です。
世の中、わからないものだと思ったのは、例えば、高品質にも関わらず原価1000円の化粧水があったとします。パッケージと充填に1000円かかったとします。原価2000円ですね。この場合、4000円で販売しているメーカーもあれば4万円で販売しているメーカーもあると言うことです。中身は全く同じものだそうです。(さすがに、どこのメーカーかは教えてくれなかったのですが)
化粧品関連で言いますと、ほとんどの会社がOEMで製造して、自社で製造している会社はほんの数社なんだそうです。要は、メーカーは「販売メーカー」ということですね。製造は製造のプロに任せて良いものをつくる、という分業は昔ながらの日本の考え方ですから、良いのだと思いますが、あたかも自社工場で、のようなうたい文句を言っている会社までOEMのようで、誤解のあるような広告はちょっと頂けない感じもします。
4000円で販売しているものが、高品質でこんなに安い!とうたっても必ずしも売れるわけではないそうです。ちなみに高品質のせいか?12000円前後のお値段で販売しているところが一番出ているようですが、それは販売ルートや宣伝方法などでも変わって来ますよね。
ネット通販で成功したい!と思っている方も多いかもしれませんが、現在ネットで販売すれば売れる時代ではないため、価格競争にならないためには、オリジナル商品を販売していくのが、一番良いのですが、広告戦略をきちんとしていかないと、全く売れないと思います。広告にお金をかけたがらない方も素人には多いのですが、口コミも操作さてているような世の中です。広告戦略の部分はプロに任せるべきではないかと思います。
逆にウェブマーケティングのプロが、OEMで化粧品を作り、販売するという流れが最近は非常に多いのだそうです。宣伝方法はお手の物で、かつその製品が高品質であれば、言うことないですもんね。
世の中、色々なものに踊らされている私たちですが、一つ言えることは「人に流されない」ことなんじゃないでしょうか。
なんだかよく分からない落ちになってしまいましたが、参考までに。
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