価格設定の危険な罠？

開業するにあたって、「価格設定」というものが、非常に大切になってきます。価格は一度決めてしまうと下げることはできてもあげることは難しいからです。本当にここは慎重にしていただきたいです。

価格を決める時には、まず、想定される経費を考え、売り上げを予測し、そこから割り出すようにという話しをしているのですが、まず、聞いてくださる方は少ないです。既に事業で成功されている方からすると「そんなんでいいの？危なくないですか？」と言われそうなのですが、店舗を運営する方は、多くが「近くの店に合わせる」がほとんどです。

しかし、酵素風呂はラーメン屋でもスーパーでもありません。そこをよく考えて欲しいです。単に金額が安ければ来るものではありません。自分に置き換えてみて欲しいのです。近隣の店舗より高ければ、その分何かしらで満足を得てもらうことを考えた方が良いのです。

近隣の店の価格だって、酵素風呂自体、決まった価格はありません。それが正しいという保証はどこにもないのです。

先日、某店舗さんから「morisさんの言うことをもっときちんと聞いて価格設定しておけば良かった。実はものすごく後悔しているんです。今更後悔しても遅いのは分かっているのですが。。。２店舗目を出す時には今回の反省点をきちんとした店にしたいと思っています。」と言われました。

じつは、これは言われたのは一人ではないです。多くの店舗さんが後悔しているのが現状です。はい、私自身も浜松のお店で同じことを後悔していましたから、気持ちは良くわかるので言っているのです。決して机上の空論で言っているわけではないことを理解して欲しいです

近隣の店は賃貸のテナントではなく、自己所有物件かもしれません。その場合、自分はテナントで経営するという場合、同じ価格設定で良いのでしょうか？というところなんですね。近隣の店のお財布事情まで知り得ることは、まず難しいこと。ですから、意識しすぎなくて良いのです。同じ価格にすれば「ライバル店が出た」とそりゃ思われるに決まってますよ。あきらかに真似のようなシステムだったりすると尚、既存店舗にライバル視されてしまうと思います。

元々人口に対しては少ない業界なので、ライバルなどないのです。ですから、「自分のお店」をつくって欲しいと思います。自分が良いと思うことはどんどん取り入れて欲しいです。そういうところが付加価値になるのです。

これから、開業する方、参考にしてくださいね。

２０１6年春より、酵素風呂を開業したい方のメールマガジンを発酵・・・じゃなくて発行予定です！すでに開業している方にも参考になる内容にしていきます。ブログでは書くことができない内容を入れていきますので、ご期待ください！

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